2017年08月04日

日ノ出町駅のふしぎ(続)

戸部駅も調べてきました。戸部駅は、日ノ出町駅や平沼駅と違って島型のホームになっています。
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島型のホームなので、他の駅とやや異なった構造です。ただ新旧ははっきり見分けられます。これは横浜方向を望んだところ。手前の古めかしい鋲構造の柱を境にして奥が新しい拡張部です。
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これは横須賀側のホームの拡張部の境界です。鉄骨構造が異なっているのが判ります。この範囲が昭和6年の開業当時のホームなのでしょう。歩測で測ってみると50m弱ありました。平沼駅や日ノ出町駅とほぼ同じです。
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境界部のクローズアップです。新旧がとても判りやすいですね。昔の鉄骨構造の方が優雅なデザインに見えます。
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屋根と接している部分には一部に古レールも使われていますが、基本的にはトラスを併用した普通の鉄骨材を使用しています。島型ホームで屋根を片持ちで支える都合上強度が必要だったのだと思います。とはいえ昔の鉄骨構造は鉄板を鋲接して複雑な形を組んでいるので大変そうです。
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戸部駅から野毛(横須賀側)のトンネル方向を望んだところ。トラスの架線支持構造物は開業当時からのものと思われます。
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補足)
日ノ出町駅の跨線橋に使われている古レールに刻印がよく見えています。
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BV&CoLD 1900 KR という文字がはっきり見分けられます。先に見つけたレールと同じですね。英国ヨークシャー州のミドルスブラ「ボルコウ・ボーン株式会社」(Bolckow, Vaughan & Co.)が関西鉄道のために製造した1900年製の鉄道レールです。まだ日本が鉄道レールを製造できなかった頃。ヴィクトリア女王が存命だった19世紀の鉄道レールです。
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posted by はるなブログ(コミPo!を主に使った日記) at 20:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ノンフィクション
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