2016年03月19日

「ブリティッシュ・グレナディアーズ」(日本語歌唱版)

聖グロリアーナのテーマ?「ブリティッシュ・グレナディアーズ」を日本語で歌えるように歌詞を考えてみました。ただ歌えるように直訳ではなくはげしく意訳になっております。歌詞の最後「英国擲弾兵(ブリティッシュグレナディアーズ)」 の前は原詞で「tow, row, row, row, row, row」という太鼓の音を意味する擬音語ですが、ここにも歌を当てはめたのでちょっと歌いにくいかもしれませんが工夫して歌って下さいね。('-'*)
擲弾(グレネード)というのは手で投げる爆弾の事で、それを使う兵士が擲弾兵(グレナディアー)です。初期の擲弾は導火線がついて、昔のギャグマンガやアニメに登場する爆弾のイメージに近いです。投げるには、かなり重たいので、擲弾兵には体格のよい兵士が選抜されました。擲弾は威力はありましたが、銃が発達すると次第に廃れてしまいました。しかし、第一次大戦頃から近接戦闘で有効な武器として手榴弾等として改良されて復活しました。今でもグレナディアーズは精強な兵士の代名詞として名前だけ残っています。

「ブリティッシュ・グレナディアーズ」(日本語歌唱版)

作詞者不詳
訳・作詞 猪川小砂

(1)
偉大な征服王(せいふくおう)  神話の英傑(えいけつ)も
伝説の将軍(しょうぐん)  無双(むそう)の提督(ていとく)も
世界の英雄(えいゆう)が どれほど集まっても
決して負けることはない
英国擲弾兵(ブリティッシュ・グレナディアーズ)
(2)
いにしえの英雄(えいゆう)は 砲弾(ほうだん)を知りはしない
敵を打ち砕(くだ)く 火薬(かやく)の力さえ
だが、我らの兵士(へいし)は それを武器(ぶき)にするぞ
恐(おそ)れるものはなにもない
英国擲弾兵(ブリティッシュ・グレナディアーズ)
(3)
敵陣攻撃(てきじんこうげき) 命令(めいれい)下(くだ)りなば
小銃(しょうじゅう)と擲弾(てきだん)を 携(たずさ)え進撃(しんげき)す
巨兵(きょへい)の投擲(とうてき)が 敵の耳を破(やぶ)る
さあ、その名を唱(とな)えよう
英国擲弾兵 (ブリティッシュ・グレナディアーズ)
(4)
戦いが終わって 街(まち)が蘇(よみがえ)る
民達(たみたち)は泣いて 万歳(ばんざい)の声上げる
我らが丈夫(ますらお) 無敵の戦士(せんし)が来たぞ
勝利(しょうり)の歌で迎えよう
英国擲弾兵(ブリティッシュ・グレナディアーズ)
(5)
盃(さかずき)を満たし さあ、皆(みな)乾杯(かんぱい)だ!
軍帽(ぐんぼう)と背嚢(はいのう)と 誉(ほま)れの軍服(ぐんぷく)を
身に纏(まと)武人(もののふ) 幸(さち)あれ祖国と共に
永久(とわ)に、名(な)を称(たた)えよう
英国擲弾兵(ブリティッシュ・グレナディアーズ)

原曲歌詞の冒頭に登場する人名について
そのままだと人名に馴染みが無いので、表現を変えてみました。アレキサンダー(アレクサンドロス3世)はマケドニアの王で、ギリシャやエジプトを支配下に治め、更にアジアまで征服の手を延ばして大王と呼ばれました。ハーキュリーズ(ヘラクレス)はギリシャ神話に登場する最強の英雄。へクター(ヘクトル)はトロイアの王子で、やはりギリシャ神話に登場するトロイア防衛の総大将で勇猛な軍人。ライサンダー(リュサンドロス)はペロポネソス戦争でスパルタ艦隊を指揮してアテネを打ち破った軍人です。

原曲歌詞で使われている古い単語について
英国擲弾兵(ブリティッシュ・グレナディアーズ)古い歌ですので現在は使われていない単語があります。英語版Wikipediaの記述によると以下のようなものがあるそうです。fuseesは現在では導火線や点火装置を意味しますが、この場合はfusilsの古い形です。フュージルとは銃身を切り詰めて機動性を持たせたフリントロック式マスケット銃の事です。フュージルを主要な武器とする兵士はフュージリアーと呼ばれ、フュージルが無くなったいまでも英国にはその名を冠したフュージリアーズ連隊があります。シャーロック・ホームズに登場するワトソン医師もフュージリアーズ連隊の軍医という設定でした。glacisは要塞において空堀と組み合わされた土塁のこと。bumperは盃を意味します。loupeはloopの古い形で、この場合は輪にした紐やリボンや布を意味します。軍服を華やかに見せる飾りの事だそうです。

「原曲歌詞」


「The British Grenadiers」

1.Some talk of Alexander,And some of Hercules
Of Hector and Lysander, And such great names as these.
But of all the world's great heroes, There's none that can compare
With a tow, row, row, row, row, row, To the British Grenadier.

2.Those heroes of antiquity Ne'er saw a cannon ball
Or knew the force of powder To slay their foes withal.
But our brave boys do know it, And banish all their fears,
Sing tow, row, row, row, row, row, For the British Grenadier.

3.Whene'er we are commanded To storm the palisades
Our leaders march with fusees, And we with hand grenades.
We throw them from the glacis, About the enemies' ears.
Sing tow, row, row, row, row, row, The British Grenadiers.

4.And when the siege is over, We to the town repair
The townsmen cry, "Hurra, boys, Here comes a Grenadier!
Here come the Grenadiers, my boys, Who know no doubts or fears!
Then sing tow, row, row, row, row, row, The British Grenadiers.

5.Then let us fill a bumper, And drink a health to those
Who carry caps and pouches, And wear the louped clothes.
May they and their commanders Live happy all their years
With a tow, row, row, row, row, row, For the British Grenadiers.


posted by はるなブログ(コミPo!を主に使った日記) at 02:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記